あがり症を克服!自意識過剰を取り除くことが必要。
あがり症で悩んでいる人のなかには、過剰な自意識を持っているために、自分で自分を苦しめてしまっているという悪いスパイラルに入ってしまっています。
あなたはもしかすると自分自身のせいで、極度のあがり症に陥ってしまっている可能性があります。そもそも、自意識とは「自分が自分に抱く意識」のことで周りの人の意識ではありません。
あくまでも自分が「勝手に思っているだけ」ということになります。そして、自意識が間違った方向を向いてしまうことで自意識過剰となります。
ただ、この自意識過剰も良いものと悪いものが存在しています。あなたがもしも、自意識過剰だとしてもこれを「良い方向」に向けていけば良いだけの話です。
自意識を良い方向に向けてみる。
自意識を過剰にしない、または自意識を良い方向に向かわせるだけであがりの症状を良くすることにも繋がったりします。
例えば、
- みんなに注目されて困る。
- 噛んでしまったら笑われるんじゃないのか。
- もし変なことを言ってしまうと、ずっと覚えられているのではないか。
これらは完全に自意識過剰、しかも悪い方向に向かってしまってますよね。これを良い方向に向けるにはどうすれば良いかを考えてみてください。
・・・どうでしょう、考えれましたか?もしもポジティブに捉えるのであれば、
- 注目してくれて、ありがとう。
- どんなアナウンサーでも噛んでるよね。
- 変な事?「う◯こ」とか?そんな変なこと言わないし。
これだけでも、ネガティブからポジティブに変えることができるはずです。このように発想を転換して良い方向に向けることも可能です。または、自意識を疑ってみてください。
- 本当に、みんなは自分のことを見ているのだろうか?
- 本当に、噛んでしまった時にみんなはどんな反応を見せるのか?
- 本当に、いつまでも人は人の間違ったことを考えて思っているのか?
恐らく、ほとんどの質問で自分が意識していた事とは正反対の答えが出たのではないでしょうか?
これこそが「自意識過剰」なんです。特に、あなたのようにあがり症で悩んでいる人はこの自意識過剰傾向が強いようです。
自意識が過剰反応しやすい「あがり症」の人は、一旦立ち止まって「この意識はどうなのか?」と紙に書き出してみると以外と冷静になれたりします。
自意識の転換が、あなたをふっと楽にする瞬間がくる。
自意識を過剰に働かせないためにも、いつも紙に書き出たりして考えるクセをつけてあげてください。
ここで紹介した自意識について、しっかりと見つめることが出来ることだけでも、あがり症を改善することができる人もいると考えています。
頭の中だけで考えて、本番直前にだけ「誰も自分を見てない、大丈夫。上手く行かなくても誰も聞いていない。」と呪文のように唱えているだけでは、改善するのは難しくなります。
はっきり言って、すごく面倒なのであまりやりたくないはずです(汗)「さくっと、あがり症を改善する方法教えろや!」って思っているかもしれませんが、そんな人は今後もあがり症を改善克服するのは難しいでしょう。
と言うことで、あがり症を改善したいと本気で考えているのであれば、相手の立場にたって考えてみるだけでだいぶ気持ちも楽になり、本番に臨むことができるように改善されるはずです。